息苦しそうに感じます。
愛犬が以下の動画のように突然「ガーガー」し始めたら。
もっとひどいと以下の動画くらいひどい呼吸になります。
上記は逆くしゃみと呼ばれるものと
気管虚脱と呼ばれる動画です。
逆くしゃみで愛犬が命を落とすことはありません。
でも、気管虚脱は放っておくと、どんどん症状がひどくなって
最後、呼吸困難になって、舌が紫色になって
バタンと倒れて、死んでしまうことがあります。
気管虚脱と逆くしゃみは症状が似ているものの
違いを理解しておかないと、愛犬の命に関わってきます。
逆くしゃみなら様子をみれますが、気管虚脱は動物病院で治療を受けないと
命に落とす可能性が否定できないからです。
なのでこの記事では逆くしゃみと気管虚脱の違いを3つご紹介します。
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逆くしゃみと気管虚脱の違い1.症状が続く時間
まず逆くしゃみと気管虚脱を見分けるコツとしては
症状が続く時間があります。
気管虚脱による「ガーガー」という苦しそうな呼吸が10秒以上続くことが多いです。
でも逆くしゃみだったら10秒も続きません。
数秒で終わります。
つまり、気管虚脱の方が逆くしゃみよりも症状が続く時間が長いのが特徴です。
逆くしゃみと気管虚脱の違い2.症状
気管虚脱は命に関わる病気です。
呼吸が苦しくなって、舌の色が真っ青になって
突然、愛犬がバタンと倒れることがあります。
でも逆くしゃみだとそんな恐ろしいような症状は出ません。
ただ、2~3秒程度、苦しそうな呼吸をするだけです。
それで終わりです。
まれに逆くしゃみをしながら「ゲー」と嘔吐することがあります。
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逆くしゃみと気管虚脱の違い3.口の開け方
まず逆くしゃみの動画をご覧ください。
続いて気管虚脱の動画をご覧ください。
気管虚脱の方が逆くしゃみよりも、症状が出ているときの口の開け方が
大きいですね。
それだけ気管虚脱の方が犬的にも苦しく感じているのだと思います。
逆くしゃみと気管虚脱の違いまとめ
逆くしゃみと気管虚脱の違いは
・気管虚脱の方が症状が続く時間が長い
・気管虚脱はチアノーゼがみられることがある
・逆くしゃみは嘔吐の症状がでることがある
・気管虚脱は口を開けていることが多い
です。
続いて犬が逆くしゃみをする原因について解説します。
⇒【動画つき】犬が逆くしゃみ原因を現役獣医師が解説