あなたの愛犬は何種の混合ワクチンを受けるべき?

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犬 混合ワクチン 何種

愛犬に混合ワクチンを受けさせたいと思った時に
悩むことがあると思います。

「何種の混合ワクチンを受けたらいいのかな?」という悩みです。

実際、私が診療している動物病院でもあります。
特に初診の飼い主さんに多いです。
プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ

実際問題、犬の混合ワクチンには
いろんな種類があります。

だから「何種の混合ワクチンを愛犬に受けさせたらいいんだろう」
と悩むのは当然のことです。

そこでこの記事ではあなたの愛犬に何種の混合ワクチンを受けさせたらよいのか
解説します。

ちなみに混合ワクチンってどんなワクチンをいうのか
気になる方はこちらをご覧ください。
【獣医師監修】犬の混合ワクチンとは?

犬の混合ワクチンは何種類ある?

犬 混合ワクチンとは

まずはじめに、犬の混合ワクチンといっても
いろんな種類があります。

犬の混合ワクチンとして

・2種混合ワクチン(犬ジステンパー、犬パルボウイルス)
・3種混合ワクチン(2種混合ワクチンに加えて犬伝染性肝炎)
・4種混合ワクチン(3種混合ワクチンに犬パラインフルエンザを加えたもの)
・5種混合ワクチン(4種混合ワクチンに犬アデノウイルス2型を加えたもの)
・6種混合ワクチン(5種混合ワクチンに犬コロナウイルスを加えたもの)
・7種混合ワクチン(6種混合ワクチンに1種類のレプトスピラを加えたもの)
・8種混合ワクチン(6種混合ワクチンに2種類のレプトスピラを加えたもの)
・9種混合ワクチン(6種混合ワクチンに3種類のレプトスピラを加えたもの)

です。

最近では10種混合ワクチンもあります。
10種混合ワクチンは6種混合ワクチンに4種類のレプトスピラを加えたものをいいます。

つまり、7種混合ワクチンより多い種類の混合ワクチンは
レプトスピラというばい菌が原因の感染症の種類が増えるだけです。

犬用混合ワクチンの値段の相場は
1種類に対して1000円くらいです。

つまり3種混合ワクチンなら3000円、9種混合ワクチンなら9000円くらいが
相場です。

愛犬に何種の混合ワクチンを受けさせるべき?

混合ワクチン

では、あなたの愛犬に対しては何種の混合ワクチンを
受けさせたらよいのでしょうか?

考え方としては

・あなたが住んでいる場所
・愛犬の年齢
・愛犬の健康状態
・お散歩の頻度
・予算
・副作用のことをどれくらい心配しているか

この辺をすべて考慮して決めることです。

まずあなたが住んでいる場所ですが
もし田んぼが多い場所に住んでいるとか
ネズミが外にウロウロいるような場所なら
レプトスピラが入っているワクチンがよい
でしょう。

つまり7種以上のワクチンがおすすめです。

というのはレプトスピラはネズミの尿からうつることがるからです。
しかもレプトスピラは人間にもうつるので
愛犬に混合ワクチンと言う形で予防しておいた方がよいでしょう。

ただ、これから解説する内容もすべて考慮してから
何種の混合ワクチンを愛犬に受けさせるか決めてくださいね。

老犬

つぎに愛犬の年齢です。

高齢になって、体が弱れば弱るほど
混合ワクチン接種後に体がぐったりしやすくなります。
なので、何歳だからどうという線引きは難しいですが
獣医さんと相談して年種の混合ワクチンを愛犬に受けさせるか
決めるようにお願いします。

それから次に愛犬の健康状態ですね。
てんかんのある犬はそもそも混合ワクチン接種は危険です。
他にも体調が悪いワンちゃんへの混合ワクチンも危険です。

獣医さんと相談してワクチン接種を受けるかどうか決めましょう。

次にお散歩の頻度ですね。

お散歩によく行くほど感染症にかかりやすいです。
他の犬と接触する機会が増えるからです。

なのでより種類の多い混合ワクチンの方が
より多くの病気を予防できるのでおすすめです。

でも繰り返しになりますが
他の要因も考慮して決めてくださいね。

次に予算も何種の混合ワクチンを愛犬に受けさせるか
重要な要素です。

あくまで相場になりますが1種1000円くらいです。

9種ワクチン

たとえば9種の混合ワクチンなら9000円くらいで
6種の混合ワクチンなら6000円くらいが相場です。

なので、予算の上限を6000円くらいとみているなら
6種の混合ワクチンが限界になります。

しかも動物病院では普通、診察料もかかるので
6000円が予算なら5種が限界ってこともあります。

最後に副作用です。

副作用は混合ワクチンの種類が増えれば増えるほど
起こる可能性が高くなります。

混合ワクチンの副作用としては
顔が腫れるとか、嘔吐するとかいっぱいありますが
最悪、アナフィラキシーショックを起こして死亡することもあります。

なので、副作用が心配であればあるほど
混合ワクチンの種類を減らす必要があります。

以上のことを考慮して
あなたにとって最善の混合ワクチンを決めるようにしましょう。
できればかかりつけの獣医師と相談して決めることをおすすめします。

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