犬も人間と同じように生理があります。
詳しい生理の症状についてはこちらをご覧ください。
⇒犬が生理に!どんな症状がでるの?
猫は犬や人間みたいな出血を伴う生理はありません。
生理は妊娠と関係しますね。
猫ちゃんは季節繁殖動物です。
日が長い時期に発情し妊娠出産します。
つまり猫ちゃんは3月ころに発情し妊娠します。
だからよく猫ちゃんって3月ころになると
普段とは違う泣き声で泣くわけですね。
あれは発情の鳴き声です。
ちなみに猫ちゃんの妊娠期間はワンちゃんと同じで60日前後です。
なので猫ちゃんは3月ころに妊娠し5月ころに出産します。
猫ちゃんのワクチンは生後60日あたりから可能です。
そんなこともあって動物病院では7月ころに猫ちゃんのワクチン件数が増えてきます。
猫ちゃんのワクチン料金についてはこちらをご覧ください。
⇒子猫のワクチン費用はいくら?
ここからが本題です。
犬の生理って何歳まで続くものでしょうか?
人間のように50歳前後で閉経がくるのでしょうか?
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・ネクスガードスペクトラ(大型犬用)
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犬の生理期間って何歳まで?
結論としては犬の生理は一生続きます。
人間のように閉経はありません。
したがって、人間のような更年期障害のような症状も
犬の場合には起こらないんじゃないかと思います。
人間の更年期障害は閉経になる時期に
エストロゲンという女性ホルモンの量が少なくなることで
起こるつらい症状のことですから。
「どうして犬の生理は一生続くの?」
と思われた方もいるでしょう。
おそらくですが、「犬はもっと長生きできるからなんじゃないかな」
と個人的には感じています。
昔の犬の寿命は5歳くらいでした。
フィラリア症であったりパルボウイルス感染症であったりと
ワクチンやフィラリア予防薬があったら防げる病気で犬は亡くなっていたんです。
でもフィラリア予防薬も進化しワクチンも進化したため
ワンちゃんは長生きできるようになりました。
15歳のワンちゃんなんて普通にいます。
ただ、犬はもっと長生きできるのかもしれません。
つまり犬にも閉経は本当はあるけど、閉経がくるまで
生きていないってことです。
理屈上はメスの犬にだって卵子があります。
卵子の数は人間と同様に有限です。
だから人間には閉経があるわけです。
これと同じで犬の卵子も有限ですから閉経があってもおかしくありません。
ただ、閉経がくる犬をなかなか見れないのが現状です。
もし「うちの犬は生理がこなくなったぞ!」という方がいたら、
生理がこなくなる可能性としては
・避妊手術を受けている
・子宮の病気にかかっている
・卵巣の病気にかかっている
・甲状腺の病気にかかっている
などの病気や手術の影響が考えられます。
最後にまとめますと犬にも閉経はあるものの
今のところ閉経がまともにきた犬はほぼいません。
だから何歳まで生理が続くか?というと一生続くという認識でよいです。