犬フィラリア症は、フィラリアに感染した犬を吸血した蚊が
他の犬を刺すときにフィラリアの幼虫も移してしまう怖い感染症です。
重症になれば、腹水、血尿、咳などを引き起し死亡することも
あります。
フィラリア予防は、月に一度お薬を投与するのが主流ですが、
毎月、決まった日に薬を飲ませるってけっこう大変ですよね。
カレンダーにシールを貼っておいても忘れてしまい投与時期が終わったのに
なぜか薬が残っているなんてことありませんか?
また、錠剤やおやつタイプは、与えた後に吐いてしまうこともあります。
そこで、飲み忘れの心配や投薬時の苦労もなく予防出来る注射の出番です。
この記事ではフィラリア注射の効果について解説していきます。
・ネクスガードスペクトラ(超小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(中型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(大型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(超大型犬用)
フィラリア注射の効果
フィラリアの注射は、1回注射すれば、効果が6か月または、1年持続します。
つまり、1年に一度の予防注射のような感じです。
フィラリアの注射の効果は、6か月と1年のタイプがあります。
1年効果がある注射なら、どの時期でも接種することができます。
フィラリアシーズンの4.5月は、狂犬病の時期と重なるので動物病院は
いつも混んでますよね。
ワンちゃんを連れて長時間待合室で待つのは飼い主にとっても
ワンちゃんにとっても苦痛です。
そんな方には、1年効果のある注射がおすすめです。
6か月効果がある注射なら、他の予防薬と同じ蚊が飛び始めてから1か月後
に接種します。
効果が6か月なので、暑い地域や接種の時期が早いときは、秋に1回投薬する必要が
あることもあります。
ですが6ヶ月効果のあるフィラリア注射は、1年効果がある注射より値段が安いのが魅力的です。
6か月効果がある注射の場合は、動物病院にもよりますが、
月に一度の投薬の1シーズンの値段より安く済みます。
フィラリアの注射は、効果が長期間続くことがメリットですが、
注射なのでもちろん副作用もあります。
今は、フィラリアの薬も様々なタイプのものがあります。
それぞれのタイプのメリット、デメリットをしっかり理解することが大切です。
また、疑問や、不安を感じたらかかりつけの動物病院に相談してください。
フィラリアは、ワンちゃんの命にかかわるとても怖い感染症です。
ワンちゃんの命を守るためにしっかりと毎年フィラリア予防をしましょう。