暴れている猫ちゃんを無理やり動物病院に
連れて行こうとすると、
事態はさらに悪化するかもしれません。
私が経営している動物病院では
よく以下のような電話相談を受けます。
⇒プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ
よく受ける電話相談
推定5歳のメス猫のことなのですが。
保護して3ヵ月です。
避妊手術をして血液検査をすると
エイズと白血病が陽性でした。
最近少しずつ慣れてきて
飼い主の姿をみても
家具の隙間に逃げ込まなくなってきました。
機嫌のいい時には
猫じゃらしに反応して
喜んでくれるようになりました。
でも、まだまだ心を開いて
くれているわけではありません。
その子が2日前からちょっとずつ
食べなくなってきて
口から透明なヨダレを
ダラダラ垂らしています。
水も飲みません。
日に日に食欲が落ちていき
不安と恐怖でいっぱいです。
そこで動物病院に連れて行こうと
頑張っているのですが・・・
猫が暴れるんです。
命がけで抵抗するので
とてもじゃないけど、
ケージに入れられません。
そこで動物病院に電話してみたのです。
なるべくはやく動物病院に連れていきたいのですが
力もすごく鋭い爪でひっかいてくるので
捕まえて連れて行くのが困難な状況です。
暴れるからといって
ぐったりしてから連れて行くというのは
避けたいのです。
何かいい方法はないですか?
以上よくある電話相談でした。
以下暴れる猫ちゃんを動物病院に
連れていく方法について解説します。
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暴れる猫を動物病院に連れていく方法
おすすめは猫保定袋ですね。
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ケージに入れようとすると暴れる場合でも
猫ちゃんを触ることができるなら
猫保定袋を検討してみましょう。
当院では動物病院に連れて行こうとする猫ちゃんが
暴れる場合には、猫保定袋を購入してもらっています。
上の画像のように猫保定袋に猫ちゃんを入れます。
そしてこちらの画像のように入れるだけです。
そのあと、猫ちゃんをケージに入れるという方法が一つです。
(注意:自己責任でお願いします)
ただ、あまりに興奮状態の猫ちゃんだと
猫保定袋に入れることができないでしょう。
仮に猫保定袋に入っても
興奮状態だと
ケージの中で猫ちゃんが頭をバンバン振って
ケガする可能性もあります。
興奮していて
猫保定袋に入れるのが難しい場合には
大きめの洗濯ネットに暴れる猫ちゃんを
入れて連れていく方法もあります。
これも無理なら
往診をしてもらえる動物病院を探しましょう。
往診してもらえば暴れるシャイな猫ちゃんでも
なんとか診察してもらえるでしょう。
その場合、
最低でも猫ちゃんの体重は測っておいてくださいね。
獣医さんがやってくると猫ちゃんも緊張と不安から
なかなか抱っこして体重を測るのが
難しくなるでしょうからね。
以上で解説を終わります。
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