犬の疥癬はヒゼンダニというダニの仲間が皮膚に寄生することで起こる病気です。
ヒゼンダニが犬の皮膚にトンネルを作るみたいに掘りながら生活しています。
続きは動画をご覧ください。
犬の皮膚を掘っているときにヒゼンダニは分泌物を出しています。
このヒゼンダニの分泌物が疥癬の原因になるんです。
ヒゼンダニの分泌物は人間でいったらヨダレみたいなものです。
疥癬の症状はヒゼンダニのヨダレが原因です。
ヒゼンダニのヨダレで愛犬の皮膚がアレルギー反応を起こします。
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愛犬が疥癬にかかるとどんな症状がでる?
とにかくワンちゃんはボリボリ激しくかゆがります。
血が出るくらいまで皮膚をかきむしります。
血が出るくらいのかきむしる症状で飼い主さんは
「どうしたの!」と症状に気づくわけです。
疥癬の場合、痒み以外の症状としては脱毛があります。
ヒゼンダニは皮膚を荒らしますし、めちゃくちゃ痒みがでますから
脱毛の症状が出てくるわけですね。
他にもお腹やお股に赤いポツポツや白い膿疱ができることもあります。
治療しないで放ったらかしていると、
痒みで食欲がなくなり、痩せてきたりすることもあります。
犬の疥癬は、感染してからの潜伏期間が長いです。
潜伏期間というのは感染してから症状がでるまでの期間のことです。
疥癬の潜伏期間は3~6週間くらいです。
ちなみに人間のインフルエンザだと潜伏期間は約2日です。
そう考えると犬の疥癬の潜伏期間は非常に長いことがよくわかりますね。
もちろん感染してから症状が出るまでの期間にもヒゼンダニは増え続けています。
潜伏期間中は症状が出ていないけどヒゼンダニは増え続けているわけです。
飼い主さんも油断して他のワンちゃんと接することもあるでしょう。
すると他のワンちゃんにどんどん疥癬をうつすこともあるわけですね。
犬の疥癬の症状をまとめますと
・フケ
・かゆみ
・発疹
・かさぶた
・耳介ひっかき反射
耳介ひっかき反射とは親指と人差し指で犬の耳のひらひら部分をこすると、
後ろ足を上げて耳を掻こうとする反射のことです。
疥癬に感染している犬のほとんとがよくするポーズです。
続いて愛犬が疥癬に感染した場合の治療法について解説します。
⇒犬疥癬の治療法