「うちの犬が急にゴホゴホ咳き込んで倒れてしまったんですけど」
と当院に電話がかかってくることは
よくあります。
⇒プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ
愛犬が咳き込む、そして倒れるといった
生命に関わるような症状がでたら
さすがに飼い主さんとしては
不安と恐怖でいっぱいになるでしょう。
ただ、なぜ愛犬が咳き込んで倒れるのか?
原因がわからないと
どう対処して良いか、わかりません。
そこでこの記事では愛犬が咳き込み、
そして倒れてしまう原因と対処法について
解説したいと思います。
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犬が咳込んで倒れる原因
愛犬が突然倒れてしまう症状を失神と言います。
もちろん咳き込んだ後、倒れてしまうのも
失神の可能性が高いです。
失神というのは脳に流れる血液の量が
一時的に減ってしまうことで
意識がなくなってしまうための起こる症状です。
そして失神が起こる原因として多いのが
チワワなどの小型犬でよく起こる
僧帽弁閉鎖不全という心臓病です。
僧帽弁閉鎖不全になると
心臓の機能が落ちてしまいます。
心臓は全身に血液を送る臓器ですから
僧帽弁閉鎖不全になると
脳への血液量が一時的に減ってしまい
失神を起こし倒れてしまうことがあるんです。
また僧帽弁閉鎖不全になると
肺にも負担がかかり咳き込む症状がでます。
他にもフィラリア症という病気でも
心臓に負担がかかるため咳き込んで倒れてしまうことがあります。
フィラリア症はきちんとフィラリア予防をしていれば
かかることはありません。
⇒フィラリア注射の効果は?
犬が心臓病になって咳をする特徴
愛犬が咳き込んで倒れる原因として多いのは心臓病です。
心臓病で愛犬が咳き込んでしまう場合
なにかを吐き出すような感じに見えます。
まるで喉に魚の骨でも刺さっていて
必死で吐き出そうとするような感じで。
また愛犬が心臓病で咳き込む時間帯としては
寒い時間帯であることが多いです。
つまり、夜から朝にかけて咳き込むことが多いですね。
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犬が咳込んで倒れる場合の対処法
愛犬が咳き込んで倒れてしまったら
すごくびっくりすると思います。
と同時に不安と恐怖でいっぱいになると思います。
では愛犬が咳き込んで倒れてしまった場合、
飼い主としてどうすればよいのでしょうか?
原因のところでも書きましたが、
僧帽弁閉鎖不全という心臓病の可能性があります。
僧帽弁閉鎖不全はどんどん進行していく心臓病です。
最後は倒れたまま、命を落とすこともあります。
なので、愛犬が咳き込んだ後、
倒れてしまったら、すぐに動物病院に
行くことをおすすめします。
僧帽弁閉鎖不全症は治る病気ではないのですが
薬で進行を緩やかにすることができます。
お薬としてエナカルド、ピモベハート、
リズミナール、ベトメディンなどいろいろあります。
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⇒犬用リズミナールってどんなお薬?
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どの薬がよいのか、
症状や心臓の状態によって変わってきます。
なので愛犬が咳き込んで倒れるようなことがあったら
すぐに動物病院に連れて行くようにお願いします。