動物病院で愛犬のワクチン接種を受けた後、
「今日すぐにお散歩に連れて行っても大丈夫ですか?」
と質問する光景をよくみかけます。
人間のインフルエンザワクチンを想像すればわかりやすいかもしれません。
インフルエンザワクチンを受けた後、元気があって熱っぽくなければ
多少の運動はかまわないです。
でもインフルエンザワクチンを受けた後って、
熱っぽくなったり、体が疲れたりします。
そんな場合には運動しない方が得策でしょう。
この記事ではさらに詳しく犬のワクチンと散歩の関係について
解説していきたいと思います。
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犬のワクチンと散歩の関係
犬のワクチンも人間のインフルエンザワクチンと同じです。
犬の体に毒性の低い病原体を入れています。
つまり犬の体に病原体が入ったわけです。
だから風邪のような熱っぽい疲れやすいなどの症状が出るのは普通です。
そう考えると犬のワクチン接種後にお散歩に行くにしても
激しい運動は避けた方が無難でしょう。
「いやでもうちの犬はお散歩に連れて行かないとオシッコやウンチをしないんですけど・・・」
とおっしゃる方もいるかもしれません。
お散歩に連れて行かないとオシッコやウンチをしない場合には
外に連れて行っていつも通りオシッコやウンチをさせてあげてください。
ただすぐにお家に帰りましょう。
少なくとも2~3日して愛犬の調子がよいようなら
ようやくいつも通りのお散歩を再開するのがおすすめです。
あと、子犬のワクチンの場合には少し話が変わります
子犬は最低でも2回、できれば3回目のワクチンが終わらないと
免疫力が上がりません。
詳しくはこちらの記事でご確認ください。
⇒子犬にワクチンを打つべき時期は?
だから本格的なお散歩は動物病院から
「次回のワクチンは1年後です」と言われるまでは避けましょう。
ただ子犬って生後4か月くらいがもっとも外の刺激、
たとえばバイクの音や見知らぬ人や動物に慣れる時期です。
この時期にワクチン接種がまだだからとお散歩に連れて行かないと
あとになってお散歩に行ってもバイクの音を異常に怖がったり
他人に噛みついたり、他の犬と馴染めないワンちゃんになってしまう恐れがあります。
だから生後4か月くらいになってもまだワクチン接種が終わってない場合には
抱っこしてお散歩に連れて行くようにしましょう。
犬が病気にうつるのは外に落ちているオシッコやウンチであったり
他の犬との接触です。
だから抱っこしてお散歩に連れて行くことで
恐ろしい感染症にかかる危険性は少ないです。
というか、そもそも動物病院にワクチン接種に行く時点で
もっとも病気が集まる場所に行っているわけですから。
たまに病原体の宝庫である動物病院の先生が
「絶対にワクチンが終わるまではお散歩に連れて行かないでください」
とおっしゃるのを見て笑ってしまうことがあります。
「だったら往診に来てワクチンを打ってくれよ!」って(苦笑)
こちらも参考に!⇒犬にワクチンを打つ必要性はあるの?