猫を室外飼いすることでどんなリスクが増える?【獣医師解説】

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  • 2021-4-7
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猫 室外飼い

猫ちゃんがお家の外、つまり室外に出るのは危険です。
この記事では猫ちゃんを室外飼いすることで起こりうるリスクについて
実際に猫ちゃんの診察をしている獣医師が解説してみたいと思います。

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猫を室外飼いするとどんな危険が起こり得るの?

猫 室外飼い

まず感染症のリスクが考えられます。
たとえば猫白血病ウイルス感染症や猫エイズなどのウイルス病に感染する可能性が高まります。
猫白血病ウイルス感染症の予防・診断などについて獣医師が解説
猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)について獣医師がわかりやすく解説

他にも猫ちゃんを室外飼いすることで猫回虫やコクシジウムなどの寄生虫に感染するリスクが高まります。
猫コクシジウムの消毒方法

ノミやマダニに寄生することもあります。
ノミやマダニに関してはお薬で予防はできます。
3カ月に1回垂らすだけで大丈夫なノミ・マダニのお薬について解説

猫同士の喧嘩

あとは室外飼いということは基本外ですので
車にひかれるなどの交通事故の危険性が高まりますし
野良猫と喧嘩して怪我をするする可能性も高くなるでしょう。

それから高いところから落下する危険性もあるでしょう。
落下は室内飼いでも起こり得ます。
でも室内での落下だとせいぜい2mくらいでしょう。
でも室外の落下だと何十メートルという高さの落下もあり得ます。

猫ちゃんは落下してもうまいこと着地できます。
でもさすがに何十メートルの高さから落下したら
骨折したり命を落としたりする危険性が高まります。
実際、私は室外飼いの猫ちゃんが何十メートルの高さから落下して骨折したという事例を
何度も診ています。

もちろん迷子になることもあるでしょうし、
他の人に連れ去られてしまうこともあるでしょう。
実際、明らかに恰幅の良い誰かに飼われているのが明らかな猫ちゃんを拾ったから飼います
といって診察に来る方もいます。

逆に、「室外飼いの猫ちゃんがいなくなったんでしけど
〇〇という特徴のある子がそちらの動物病院に来ませんでしたか?」
と電話がかかってくることもあります。

あと、外にはいろいろ毒物があります。
たとえば車の不凍液や殺鼠剤などを猫ちゃんが口に入れてしまうと
中毒を起こして命を落とす危険性が生じます。

不凍液ってこういうものです
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あとは食事を制限できないので
食べ物が近くにあれば食べ過ぎてしまって太る可能性があります。

他にも雌猫ちゃんなら妊娠させられる危険性もありますし
雄猫ちゃんなら妊娠させてしまう危険性があります。

猫に危害が加わらないように安全な状態で飼うことは
私たち人間の責任だと思います。

そういった意味で、室外飼いにより多くの危険にさらすよりは
室内の方がベターだと思います。

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