
「大丈夫!」
愛犬が苦しそうに喉を鳴らしている姿を見ると
深夜の23時でも夜間救急動物病院に連れて行くと思います。
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話を元に戻します。
犬はいろんな状況で喉を鳴らします。
たとえば「グググ」と喉を鳴らすことがあります。
どんな意味があるのか、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒犬がグググと喉を鳴らす理由
この記事では犬が苦しそうに喉を鳴らす原因について解説します。
犬が苦しそうに喉を鳴らすのはなぜ?3つの原因
犬が苦しそうに喉を鳴らしているとしたら
・軟口蓋過長症
・気管虚脱
・肥満
の3つの可能性があります。
気管虚脱は気管という鼻や口から入った空気が
肺に入るまでの通り道が正常より狭くなる病気です。
もし気管虚脱の犬が興奮して「ハーハー」息が荒くなっても
気管が狭いので、うまく空気を取り込むことができません。
そのため、無理に呼吸しようとすることと
気管が狭いことで、「ガーガー」とアヒルのような鳴き声を発します。
これは気管という喉の病気の影響で起こるので、
苦しそうに喉を鳴らしていると飼い主さんは感じると思います。
気管虚脱かどうかの診断はレントゲンでできます。
もし気管虚脱だと診断された場合には
たいていネオフィリンなどの気管支拡張剤が処方されます。
あまりにひどい場合には気管を切開して
そこにステントという金属を入れて気管を拡げる大手術を行う場合もあります。
が、うまくいかない場合も多いです。
なので、この辺は主治医の先生としっかりと相談のうえ
治療法を決めるようにしましょう。
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愛犬が肥満で苦しそうに喉を鳴らす?
愛犬が肥満になると苦しそうに喉を鳴らすことがあります。
先程、気管虚脱で苦しそうに喉を鳴らすことがあると書きました。
気管虚脱は気管が狭くなることで苦しそうに喉を鳴らすわけです。
肥満も、同じです。
肥満になると気管を圧迫してしまうことがあります。
その結果、気管虚脱と同じような状態になり
愛犬が苦しそうに喉を鳴らすことがあるんです。
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症状が改善する可能性が高いです。
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犬が苦しそうに喉を鳴らしてしまう軟口蓋過長症とは?
軟口蓋過長症はブルドック、フレンチブルドック、パグなどの
鼻の短い、短頭種と呼ばれる犬種に多く見られる病気です。
軟口蓋という上顎の口の奥にある場所が正常よりも長く厚いことで
息がしにくいことで発症します。
空気は口の奥を通り気管、肺へとつながっています。
なので、軟口蓋が厚く長いことで、空気が通りにくいわけです。
その結果、苦しそうに喉を鳴らすような症状を示します。
短頭種ばかりに起こるので短頭種症候群とも呼ばれています。
もし軟口蓋過長症なら苦しそうに喉を鳴らす以外に
いびきをかいたり、食事中に喉を詰まらせたり
食べ物が食道へ入っていかずに戻してしまうなどの症状があるはずです。
もしそんな症状があるようなら動物病院に行きましょう。
治療は手術になります。
以上で愛犬が苦しそうに喉を鳴らす原因についての解説を終わります。