犬のクッシング症候群が起こる原因【獣医師監修】

犬 クッシング症候群 糖尿病

前回の記事ではクッシング症候群の末期症状や治療について解説しました。
犬のクッシング症候群末期症状はどうなる?【獣医師解説】
犬のクッシング症候群の治療費と治療方法【獣医師解説】

今回の記事では犬にクッシング症候群が起こる原因について
獣医師である私がわかりやすく解説していきたいと思います。
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犬のクッシング症候群と副腎皮質機能亢進症は違う病気?

犬のクッシング症候群

犬の副腎皮質機能亢進症はクッシング症候群とかクッシング病とか
いろんな言い方をします。

細かいことをいうと、特に人間の方では
クッシング症候群はコルチゾールというホルモンが過剰な状態を指します。
だからプレドニゾロンの飲みすぎが原因で起こるような医原性ということもありますし、
脳の下垂体が原因で起こるものもありますし、副腎の腫瘍が原因で起こるものも
全部ひっくるめてクッシング症候群といったりします。

脳下垂体

逆にクッシング病というよびかたをすると、
ACTH過剰(下垂体、あるいは下垂体以外のところが原因)による
コルチゾールというホルモンが過剰な状態をいいます。

で、副腎皮質機能亢進症はクッシング病もクッシング症候群も
両方とも含んだ概念という理解で大丈夫
です。

犬のクッシング症候群の原因

脳下垂体

犬のクッシング症候群の原因としては

・副腎が関係しているもの(ADH)
・脳の下垂体が関係しているもの(PDH)
・医原性(プレドニゾロンなどのステロイド剤の影響)
・食事に関係している
・異所性ACTH産生腫瘍

などがあります。

ちなみに異所性ACTH産生腫瘍というのはまれで
下垂体以外の場所が腫瘍化することで
起こるクッシング症候群のことです。

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犬のクッシング症候群(脳下垂体が原因)

脳下垂体

犬の場合、脳下垂体が原因で起こるクッシング症候群が自然で起こる(薬の副作用でないという意味)もので
一番多いタイプになります。
だいたい犬の場合、
自然で起こるクッシング症候群の約8割が脳下垂体が原因
だといわれています。

副腎

脳下垂体が原因というのは具体的には下垂体の腺腫とか下垂体の腺癌のことです。
どちらも腫瘍なのですが、これらの腫瘍が過剰にACTH(副腎皮質刺激ホルモン)を
作ってしまうのです。

で、過剰に作られたACTHは副腎を過剰に刺激し、
副腎が腫れてしまいます。

副腎

ところで、副腎は左右に2個あります。
脳下垂体が原因のクッシング症候群の場合、脳からのホルモン(ACTH)の影響を受けるため、
左側だけとか右側だけとか片方の副腎が腫大するのではなく
両側とも副腎が腫大するという特徴があります。

そして両側とも腫大した副腎がコルチゾールというホルモンを過剰に分泌する状態が
下垂体が原因のクッシング症候群です。
このタイプのクッシング症候群が一番犬では多いです(約8割)。

犬のクッシング症候群(副腎に原因)

副腎

副腎が原因で起こるクッシング症候群は
下垂体腺腫か下垂体腺癌という病気で起こります。
この場合、脳下垂体とは無関係です。
副腎レベルで過剰にコルチゾールを産生してしまう状態です。

自然発生で起こるクッシング症候群の約2割が副腎由来です。
先ほどの下垂体性のクッシング症候群だと脳からの過剰なACTHが原因だったので
両側の副腎ともに腫大しました。

でも副腎由来のクッシング症候群の場合は
片側の副腎だけが腫大するケースの方が多い
です。
つまり、片側の副腎だけがコルチゾールを過剰に作ることになります。

しかも、この場合特徴的なのは
片方の副腎が過剰なコルチゾールを産生したという情報は脳にも伝えられます。
すると、脳は「こんなにたくさんコルチゾールが分泌されたのなら
ACTHはそんなに分泌しなくてもいいな」となります。
これをネガティブフィードバックといいます。

結果、脳下垂体はACTHをそんなに作らないため、
腫大していない側の副腎はまったく刺激を受けません。
そのため、片側のクッシング症候群の原因となった副腎は腫大しますが、
もう片方が下垂体のACTHの刺激を受けない副腎は萎縮(小さくなる)します。

これは副腎由来のクッシング症候群の典型的な特徴といえるでしょう。

犬のクッシング症候群(食事が原因)

食事が原因で起こるクッシング症候群は犬ではかなりレアです。
人間の方で存在するタイプです。
食事によりいろんな消化管のホルモンが分泌されます。

この消化管のホルモンの1つであるGIPという物質が
本来の働き以外の働きをすることがあるんです。
(GIP=グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)

たとえばGIPが副腎に働いてしまうことがあります。

結果、副腎が刺激され、過剰にコルチゾールが分泌されるというケースです。
つまり食事の刺激からGIPなどの消化管のホルモンが出されるのですが、
ある意味間違って副腎を過剰に刺激する結果、
副腎が徐々に腫大していきクッシング症候群を起こしてしまうわけですね。

犬のクッシング症候群(異所性)

異所性は下垂体以外の場所にできた腫瘍によって
何らかの原因で過剰にACTHを作る結果、
副腎が過剰に刺激を受け、腫大し、過剰な量のコルチゾールを分泌する結果、
クッシング症候群を起こすものをいいます。

で、この場合、過剰なコルチゾールを副腎が分泌するので
脳の下垂体にネガティブフィードバックが行き、
ACTHの産生をやめるような伝達はされます。

でも、過剰なACTHを分泌しているのは下垂体ではありません。
なので、ネガティブフィードバックが下垂体に行っても
別の場所からACTHが分泌されるため、
副腎からの過剰なコルチゾールの分泌はやみません。

ただ、この異所性のクッシング症候群は犬ではかなりレアです。

以上で犬のクッシング症候群の原因についての解説を終わります。
続いてこちらをご覧ください。
犬のクッシング症候群の治療費と治療方法【獣医師解説】
犬がクッシング症候群か診断する方法【獣医師監修】
犬のクッシング症候群末期症状はどうなる?【獣医師解説】
犬のクッシング症候群の症状【獣医師監修】

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