(画像はhttp://www.on-vet.com/upload/_cancer/p1_7.jpgより引用)
脂肪腫は犬の体、特に脇の下とか胸あたりによくできます。
触ってみるとプルンプルンしています。
すごく柔らかい腫瘍です。
たとえば2回目の生理が来るまでに避妊手術をしなかった雌犬に
よくできる乳腺腫瘍は脂肪腫よりも圧倒的に硬いです。
犬の生理についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒犬が生理に!どんな症状がでるの?
また腫瘍ができる場所も乳腺腫瘍ならオッパイ(乳腺)周辺です。
でも、脂肪腫なら脇の下や胸辺りにできることが多いです。
こちらは犬にできた乳腺腫瘍の画像です。
話を脂肪腫に戻します。
犬にできた脂肪腫は良性腫瘍です。
良性腫瘍は癌とは違います。
癌(ガン)だったら無治療だと全身に転移して手遅れになることがあります。
ところが良性腫瘍は全身に転移しないのが特徴です。
だから犬にできた脂肪腫は基本的に治療しません。
ですが、まれにどんどん脂肪腫が大きくなって歩きにくくなったり
寝るにしても脂肪腫が邪魔で寝れなくなることがあります。
また胸や脇の下にできた脂肪腫が大きくなりすぎて心臓を圧迫して
息苦しくなったりして生命の危険にさらされることもあります。
そんな場合にはいくら脂肪腫が良性腫瘍でも治療をします。
・ネクスガードスペクトラ(超小型犬用)
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・ネクスガードスペクトラ(大型犬用)
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犬にできた脂肪腫の治療方法
脂肪腫は腫瘍の一種です。
できた腫瘍の治療は基本的に手術です。
脂肪腫も手術をして切除します。
次の記事では脂肪腫の手術費用はいくらくらいかかるのか?
解説します。
⇒犬の脂肪腫の手術費用の相場はいくら?