(画像はhttp://blogs.yahoo.co.jp/familyah/GALLERY/show_image.html?id=29053215&no=1より引用)
犬には脂肪の塊である脂肪腫ができることがあります。
脂肪腫には特徴があるので
獣医さんが調べればすぐに診断することが可能です。
「犬の脂肪腫の特徴って何?」
と気になる方はこちらの記事をご覧ください。
⇒犬の脂肪腫の特徴は?
で、もしあなたの愛犬にできたシコリが脂肪腫の特徴があるようなら
すぐに動物病院に連れて行きましょう。
細胞の検査をしてくれます。
そして特殊な検査をした結果、
以下の画像のような像が見られたなら脂肪腫です。
脂肪腫は上記画像のように丸っこい像がたくさん見えるのが特徴です。
脂肪腫は良性腫瘍なので基本的に手術はしません。
様子見です。
ただ、たとえば脂肪腫が愛犬の脇の下にできている場合、
どんどん大きくなってくると歩くのがつらくなってきます。
脇の下の大きな脂肪腫が邪魔して歩けなくなってくるのです。
そんな場合にはいくら良性腫瘍であっても手術をすることになります。
では犬の脂肪腫の手術費用っていくらくらいが相場なのでしょうか?
・ネクスガードスペクトラ(超小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(中型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(大型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(超大型犬用)
犬の脂肪腫の手術費用の相場は?
犬の脂肪腫の手術費用の相場は約8万円です。
手術費用の内訳は
・入院費用(1~2泊)
・術前術後の血液検査代
・手術代(麻酔料含む)
・摘出した腫瘍の病理検査代(外の検査所に郵送)
・術後のお薬代(抗生物質)
です。
いくら手術前に脂肪腫だとわかっていても
もしかして悪性腫瘍だったら、転移のリスクもあるので
良心的な動物病院なら病理検査に出します。
外の検査所の病理専門医に本当に手術して摘出した腫瘍が脂肪腫だったのか?
確認してもらいます。
たいてい病理検査代は2万円前後です。
それから手術代はだいたい3万円前後。
あとは入院代、お薬代、血液検査代で3万円前後かかり
合計8万円前後になります。
いくら犬にできた脂肪腫は良性腫瘍だと言っても
大きくなってきたら日常生活に支障がでてくることがあります。
そういった意味で、獣医さんが手術をすすめてくるなら
受けておいた方がよいでしょう。
もしそのとき手術を拒んだとしたら・・・
愛犬が年老いてきたときに困ることになるかもしれません。
どんどん脂肪腫が大きくなって歩行困難になって困っても、
麻酔に耐えられないと獣医さんが判断したら
手術をしてもらえなくなりますからね。
最後にまとめますと犬の脂肪腫の手術費用の相場は8万円前後です。
もっと愛犬の病気について学んでみたい方はこちらの書籍をおすすめします。
⇒愛犬の病気百科最新版 [ 愛犬の友編集部 ]
こちらも参考に!⇒犬の脂肪腫の写真集