
門脈体循環シャントという病気のことを門脈シャントといいます。
門脈シャントは愛犬の病気の中では
いろんな本に載っているくらい有名な病気です。
が、動物病院で診断されるケースはすくないです。
それくらい門脈シャントは珍しい病気だということです。
門脈シャントは珍しい病気ではあるものの
命に関わる病気ですし、診断方法や治療方法も難しいので
獣医さんが読むような専門書では詳しく取り上げられているんですね。
有名人はそこらで出会うことができないから有名人なわけです。
門脈シャントはそんな感じで珍しい病気だってことです。
では愛犬が門脈シャントだと診断された場合
寿命はどれくらいだと覚悟すればよいのでしょうか?
愛犬が門脈シャントだったら寿命はどうなる?
まず門脈シャントの治療方法は
・飲み薬で治療する方法
・手術して治療する方法
の2種類があります。
門脈シャントは肝臓周辺に本来はないはずの血管があるために
肝臓では有害な物質を無毒化できなくなる病気です。
そのため完治を目指すなら手術以外にあり得ません。
飲み薬だけで門脈シャントの原因になる血管が消えることなんてないからです。
なので飲み薬だけなら寿命は長くても2年くらいと言われています。
逆に手術なら8割の愛犬で他の健康な犬の寿命と同じまで伸びます。
そう考えると門脈シャントだと診断されたなら
手術を選んだ方がよいかもしれませんね。