犬が歯磨きを嫌がる場合の対処法を獣医師が解説

犬 歯磨き 嫌がる場合

「飼い犬が歯磨きを嫌がって困っています」
という方に向けて記事を書いています。

私は獣医師として、
歯の治療をすることがあります。
プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ

歯の治療が終わったら
飼い主さんに歯磨きをワンちゃんにするよう
指導しています。

が、飼い主さんから
こんな悩みを打ち明けられることがあります。

飼い主様からの相談ここから

犬 歯磨き 嫌がる場合

3歳になるメスのミックス犬ですが
グリニーズや馬のひづめといった硬い物を一切食べません。
(注意:馬のひづめは犬のおやつとして存在しています。
100%PureNatural(100%ピュアナチュラル) Horse 馬ひづめ 犬用おやつ – –

そんなこともあってか、
実際歯垢はありますし、
口臭も気になります。

そこで貴院に歯の治療をお願いしました。

今後の歯のケアとして
歯磨き効果もある太い縄のような
おもちゃを与えてみましたが、
そっぽを向かれました。

他にも自宅で愛犬に歯磨きをしようとしたら
「ガルル」と唸りながら露骨に嫌がります。

何か対処法がありましたら
教えてください。

飼い主さんからのご相談ここまで。

ここから愛犬が歯磨きを嫌がる場合の対処法について
解説します。

犬が歯磨きを嫌がる場合の対処法

犬 歯磨き 嫌がる場合

一番良い方法としては
歯磨きをする習慣を
愛犬にに身につけさせることです。

人間の歯磨きみたいに習慣化していきます。

ただ、歯磨きを嫌がるワンちゃんが
完璧にできるわけがありません。

ワンちゃんが嫌いなことに
口、鼻、耳、足先や尾など
体の先端部分をを触られるのを嫌がる

という傾向があるように
犬の診察をしていて感じています。

もちろん全てのワンちゃんとまでは言いませんが、
一般的にそのような
傾向があると私は感じています。

人間でもそうですが、鼻先とか唇って
突然触られるとくすぐったいと思います。

体の先端部分は
動物にとって非常に
デリケートにできているってことです。

ですので、デリケートな部分に
歯ブラシを当てるなんて
歯磨き嫌いなワンちゃんに対して難しいわけです。

まずワンちゃんの体の先端部分を
嫌がらずに触らせるように
少しずつ慣れさせていきましょう。

まずは愛犬の唇部分を触るだけでもいいでしょう。
それ以上しなくていいです。

問題なく唇部分だけ触れるようになったら
前歯を触ってみましょう。
触るだけですよ。
歯ブラシも使いません。

ただあなたの指を唇や歯にチョンと当てるだけです。
それができるなら犬歯や奥歯を
チョンと触るようにしてみてください。

ここまでできるようになったら
次のステップに進みましょう。

次のステップは
異物の触感に慣れさせることです。

最初は指にガーゼを巻いた状態で
先ほどのように唇にチョンと触れることから
始めてください。

それができたら前歯、
前歯ができたら犬歯、次に奥歯
と少しずつ、ステップアップしていきましょう。

ガーゼを歯に当てることができるようになったら
ようやくハブラシを使っていきます。
歯ブラシを唇に当てる、
できたら前歯、次に犬歯、それから奥歯の順です。
焦りは禁物です。

これらのステップを踏むのに、
もちろんおやつなどのご褒美を与えてもよいでしょう。

ただ、唇を触るのさえ
難しいようなら歯磨きは難しいと思います。

その場合には
定期的に動物病院で歯石の治療を
受けるようにしてください。

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