「フワー」と愛犬があくびをする姿を
見る機会って多いと思います。
単純に眠たくてあくびをしているのなら
何の問題もありません。
ですが、病気が原因であくびをしている可能性もあります。
この記事では愛犬にあくびの症状がでる3つの病気をご紹介したいと思います。
・ネクスガードスペクトラ(超小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(中型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(大型犬用)
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犬にあくびの症状がでる病気1.貧血を起こす病気
貧血というのは
血液の中でも赤血球が少なくなっている状態のことです。
たとえば、大怪我をして大量出血したり
骨髄の病気になったり、腎不全という腎臓病になったり
栄養失調になったりすることで
貧血を起こします。
他にも寄生虫が原因で血液が壊され貧血を起こすこともあります。
赤血球は酸素を全身に運搬したり
栄養を全身に運んだりしています。
また赤血球って酸素とくっつくと赤色になります。
なので貧血を起こすと愛犬は粘膜が白くなったり
全身の酸素量が減って、息苦しくなり
「ハーハー」と呼吸が荒くなったりします。
また酸素不足や栄養状態が悪くなって
フラフラしていることが多いです。
他にも貧血を起こしている犬は
あくびが出ることもあります。
なのであくびをしている愛犬を見かけたら
口の中の粘膜の色が白くなっていないか?
確認してみてください。
もし口の中の粘膜の色が白いようなら
貧血が原因で愛犬があくびしている可能性があります。
放っておくと、命を落とすこともあります。
なので必ず動物病院で診てもらうことをおすすめします。
犬にあくびの症状がでる病気2.低血糖
低血糖というのは血液中の糖分が不足している状態です。
愛犬が低血糖を起こすと貧血と似たような症状が出ます。
低血糖の症状として
・体がフラフラする
・倒れる
・粘膜の色が白くなる
などです。
他にもやはり低血糖が原因で愛犬があくびをすることもあります。
低血糖は子犬に多いです。
育ち盛りなので、体の糖分をものすごい勢いで消費するため
成犬以上に、糖分が不足しやすいのです。
子犬の低血糖は放っておくと死んでしまうこともあるので
油断は禁物です。
当院で診ている子犬も低血糖は多いですね。
だいたいぐったりしていて
もうちょっと放っておいたら命を落としていたという
ケースはよくあります。
なので子犬であくびがやたら多くて
しかも元気がないようなら
すぐに動物病院に連れて行ってください。
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犬にあくびの症状がでる病気3.うつ病
犬にもうつ病があります。
長い期間、ストレスを感じ続けた結果、
うつ病が発症します。
この辺は人間のうつ病と似ているかもしれませんね。
うつ病が発症すると
愛犬に気力がなくなり、
あくびを連発することが多くなります。
愛犬がうつ病を発症する具体的原因として
・お散歩に行く機会が少ない
・飼い主さんと遊んでいる機会が少ない
・一人ぼっちでいる時間が長い
などがあります。
うつ病の症状はあくび以外にも
自傷行為があります。
自分の体を血が出るまでかきむしったりします。
かなり可愛そうに感じてしまう症状です。
なので愛犬がうつ病になった場合
治療が必要になります。
もし愛犬がうつ病などの精神疾患が見受けられた場合、
動物病院ではお薬で治療することが多いですね。
愛犬のうつ病でよく処方されるお薬はこちらです。
⇒クロミカルム(Clomicalm)5mg
犬にあくびの症状がでる病気まとめ
とにかく単純に眠たいとか疲れていることが原因で
愛犬があくびをしているなら
何の問題もありません。
でも、普段のあくびと違う感じがするなら
一度、動物病院に愛犬を連れて行ってあげてください。
なかには命に関わる病気が原因で
あくびの症状が出てくるケースもありますから。