犬も人間と同じようにドライアイになることがあります。
治療もできます。
⇒犬のドライアイ治療法
でも、犬のドライアイは治らないことが多いです。
どうして犬のドライアイが治らないと思いますか?
この記事では犬のドライアイが治らない5つの原因について
解説していきたいと思います。
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犬のドライアイが治らない原因1免疫の異常
目次
犬がドライアイになる原因の1つに免疫があります。
犬の免疫状態がおかしくなると
自分の目の細胞を自分の免疫細胞が攻撃することがあるんです。
特に目の細胞の中でも、涙を作る細胞が攻撃された場合
涙を作れなくなりドライアイを発症してしまうわけです。
免疫の異常を治療することって
かなり難しいです。
なぜなら、免疫細胞は自分の体の一部。
異常となった免疫細胞だけを攻撃する治療は
現在の獣医療では難しいのです。
だから、免疫の異常でドライアイになっているなら
治療をしても治らない可能性が高いでしょう。
犬のドライアイが治らない原因2ジステンパーウイルス
ジステンパーウイルスという犬の命を奪う可能性のある
病気があります。
たとえば運悪く涙を産生する細胞にジステンパーウイルスが感染した場合、
涙を作ることができなくなり、ドライアイになってしまうことがあるんです。
ジステンパーウイルスが体に残っている間は
ドライアイが改善しないことが多いです。
ただ、奇跡の生還を果たした犬の場合には
涙を産生する細胞も復活し、ドライアイが改善することもあります。
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犬のドライアイが治らない原因3神経の病気
顔面神経とか三叉神経は、まばたきに関係しています。
で、もし顔面神経や三叉神経に異常が出ると
うまくまばたきができなくなり、ドライアイになってしまうことがあるんです。
この場合、顔面神経や三叉神経の異常が改善しない限り
ドライアイが治らない可能性が高いです。
犬のドライアイが治らない原因4間違った目薬を使っている
ドライアイを治すために目薬を使うのは当然のことです。
ただ、目薬の中には防腐剤や添加物がたくさん含まれているものもあります。
防腐剤や添加物が原因でドライアイが治らないこともあります。
ドライアイになると、目の表面に涙が行かなくなり
乾燥して、傷つきやすくなっています。
なので、ちょっとした目薬の刺激でも
ドライアイを悪化させてしまうこともあるんですね。
犬のドライアイが治らない原因5複数の原因が絡んでいる
ここまで4つの原因について解説してきました。
もし上記4つの原因が複雑に絡み合っているようなら
1つだけ原因を除去する治療をしても
治るわけがありません。
たとえば、ジステンパーウイルスの治療をして治っても
目薬の種類を間違っていたら、ドライアイが治らないかもしれません。
顔面神経の病気が治っても
免疫の病気があれば、やはりドライアイが治らないかもしれません。
以上で犬のドライアイが治らない5つの原因についての解説を終わります。