
犬が下痢をしたらこちらの記事で解説しているような抗生剤(抗生物質)を
処方する動物病院は多いです。
⇒犬の下痢でよく使用する抗生物質
私も獣医師として犬の下痢の場合、
抗生剤を使用することは多いです。
⇒プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ
ただ、どんな下痢でも抗生剤を使用するわけではありません。
抗生剤を使うとかえって犬の下痢が悪化するケースもあります。
そもそも抗生剤は細菌をやっつけるお薬です。
腸内細菌だってやっつけてしまいます。
すると腸内環境が悪くなって、
消化不良を起こし、下痢が悪化してしまうことがあるんですね。
この記事では犬の下痢でもどんな場合に抗生剤を使用するのか?
獣医師である私がわかりやすく解説していきたいと思います。
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犬が下痢を起こす原因
犬の下痢といっても小腸性下痢と大腸性下痢に分かれます。
⇒犬猫の大腸性下痢と小腸性下痢の見分け方を獣医師が解説
ただ今回の記事のテーマは抗生剤ですから、
そこまで細かく理解する必要はありません。
簡単に犬が下痢を起こす原因を挙げるとすると
・食事自体
・食事を急激に変更した
・毒物を食べてしまった
・異物を食べてしまった
・食事アレルギー
・食事の過敏症
・痛み止めのお薬を飲んだ
・下剤を飲んでしまった
・抗生剤を飲んだ(逆説的ですが理由は記事冒頭を参照のこと)
・パルボウイルス感染症
・ジステンパー性腸炎
・細菌性腸炎
などがあります。
特に注目して欲しいのは『細菌性腸炎』です。
細菌性腸炎は顕微鏡でウンチをチェックする(糞便検査といいます)ことで
診断することができます。
そして後で詳しく解説しますが、細菌性腸炎の場合に
抗生剤を愛犬に飲ませて治療することになります。
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抗生剤で治療するのは犬の細菌性下痢のケース
下痢をしている犬のウンチを少量採取して
顕微鏡で調べることで細菌性下痢かどうか診断できます。
獣医さんが顕微鏡をのぞき込んで
動いている活発な細菌(ばい菌)をチェックします。
「うん、ちょっと怪しいな」と思ったら
特殊な染色をして、さらに顕微鏡でチェックします。
すると、細い、先っぽの尖っていて
らせん状の菌が見えることがあります。
これをらせん菌といって、たいていキャンピロバクター菌という
食中毒に関係するような悪玉菌です。
あと、芽胞菌が見つかることもあります。
割と太く短い菌が見られます。
上記画像のような特徴的な形をしています。
芽胞菌はクロストリジウム菌という食中毒に関係するような悪玉菌です。
こういったクロストリジウム菌やキャンピロバクター菌が
下痢の原因だと分かった場合に抗生剤(抗生物質)を使うことになります。
⇒犬の下痢でよく使用する抗生物質
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