私が獣医大学の学生時代のことです。
後輩がアトピー性皮膚炎で自ら命を絶ちました。
⇒プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ
本当の話です。
前日まで電話で話をしていたので
信じられませんでした。
でもそれくらいアトピー性皮膚炎はかゆみや偏見で
いっぱいの病気なんです。
もちろん犬にもアトピー性皮膚炎があります。
もしかしたら愛犬とお散歩中、
心無い人から、
「こんなに皮膚がひどいのにどうして動物病院に
連れて行ってあげないの?」
って言われたことないですか?
あなたからしてみたら
「ずっと動物病院で治療しているよ。
なんなら、ステロイドじゃなくて
最新のお薬だって使っているんだから」
って心の中で怒鳴っていたかもしれませんね。
⇒犬用アトピー性皮膚炎のお薬
その気持ちよくわかりますよ。
私も日々、
アトピー性皮膚炎のワンちゃんの
診察をしているのですが
診察後、ほかの飼い主さんが
「あの犬(アトピー性皮膚炎のワンちゃん)の病気、
うちの犬にうつらないんだろうな」と
真剣に私に言ってくることだってありますから。
⇒プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ
私もそんな偏見をもった飼い主さんからのクレームを
聞くのがつらいんです。
少しでもアトピー性皮膚炎のワンちゃんのかゆみが
治まるように、記事を書いていきたいと思います。
前回の記事ではアトピー性皮膚炎の原因について
解説しました。
⇒犬アトピー性皮膚炎3つの原因
前回解説した犬のアトピー性皮膚炎の原因の中で
『犬の角質層は人間の角質層の3分の1しかない』
と言いました。
だから犬の方が人間よりも
皮膚トラブルを起こしやすいわけです。
そこでおすすめなのが犬用の服で
皮膚を守る方法です。
人間よりも薄い角質層を守るためにも
愛犬に服を着させることを検討してみてください。
・ネクスガードスペクトラ(超小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(中型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(大型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(超大型犬用)
アトピー性皮膚炎の犬におすすめの服1.保湿して乾燥させない服
目次
乾燥は皮膚に悪いです。
皮膚のバリアが弱くなるからです。
バリアが弱くなると
花粉やたばこの煙などの粒子が
犬の皮膚に侵入しやすくなります。
結果、アレルギー反応を起こし
アトピー性皮膚炎がひどくなる可能性があるんです。
そこで皮膚の乾燥を防げる服を
愛犬に着させましょう。
こちらが犬のアトピー性皮膚炎におすすめの服です。
|
検討してみてください。
アトピー性皮膚炎の犬におすすめの服2.皮膚を掻きむしらないようにできる服
アトピー性皮膚炎を発症すると
ひどいかゆみに悩まされます。
だから「ヒンヒン」いいながら
皮膚をかきむしることがあるんです。
でも、かきむしると
皮膚のバリアが壊れ、花粉やばい菌はカビの胞子などが
侵入しやすくなります。
結果、アトピー性皮膚炎が悪化することがあるんです。
そこで、愛犬が皮膚をかきむしれないような服を
着させてあげてください。
薄い服とか、通気性がよすぎる服ではないってことです。
|
・ネクスガードスペクトラ(超小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(中型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(大型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(超大型犬用)
アトピー性皮膚炎の犬におすすめの服3.皮膚に触れる素材に注意
ナイロンは皮膚への刺激が強いのでおすすめできません。
犬のアトピー性皮膚炎専用に作られた服を選ぶようにしましょう。
こちらは獣医師が開発した犬アトピー性皮膚炎用の服です。
|
アトピー性皮膚炎のかゆみを少しでも減らすために
愛犬に服を着させてあげましょう。
以上で解説を終わります。