
アメリカの動物保護団体「Hope For Paws」に
砂漠で捨てられているシェパードがいると連絡が入りました。
続きは動画をご覧ください。
砂漠で捨てられているシェパード発見
動画を観れなかった方は以下ご覧ください。
37度を超える陰のない広い砂漠、シェパードの知恵は素晴らしいです。
唯一あったわずかな泥水の中で体を浸し、暑さをしのいでいたのです。
足を怪我していましたが、咄嗟に広い砂漠を走り出すかもしれません。
走り去られてしまったら追いつくことは不可能です。
お互い脱水症状をおこしてしまいます。
なるべく、自然のまま動物を傷つけずに保護してきた彼らでしたが
今回は緊急事態と判断し、やむを得ず麻酔を使用し保護することになりました。
施設に到着するとすぐに点滴で水分と栄養の補給が始まりました。
怪我をしていた前足を治療。
身体は極度に弱ってはいましたが、何とか命をとりとめました。
麻酔から目をさましたシェパードは、現状が把握できず警戒体制をとります。
当然です。いきなり人間が現れ、痛い麻酔を打たれ、
目をさますとここはどこ?みたことがない知らない世界。
スタッフたちは粘り強く接近して、シェパードの警戒心を解くことが出来ました。
信頼をすることを覚え、緊張していた表情も柔らかくなっていました。
身体も日々回復へと向かっています。