犬に使用できる利尿剤の種類一覧【獣医師監修】

フロセミド

「そちらの動物病院って犬の利尿剤置いてますか?」
と電話で質問してくる方がいます。

もちろん私は獣医師です。
プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ

利尿剤を愛犬に飲ませないといけないってことは
心臓病とかお腹に水が溜まっているとか
命に関わる病気にかかっている可能性があるはずです。

たとえば心臓病だったら
エナカルドなどのお薬を一生愛犬に飲ませ続けないといけません。

動物病院で購入すると高額になりがちなので
安く購入できる通販を利用する方もいます。
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今回の記事では犬に使用できる利尿剤の種類を
ご紹介したいと思いますが、その前に利尿剤って
どんなときに使うのか解説します。

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犬に使う利尿薬の用途

フロセミド

利尿剤は犬の僧帽弁閉鎖不全の治療で使われたりします。
一般的に犬の心臓が悪くなると、
ナトリウム(塩の成分)がオシッコとして出にくくなるんです。

結果、血液中のナトリウムの濃度が高くなります。
ただ、人間の体も犬の体も恒常性といって
なんでも一定に保とうとします。

だから血液中に増えたナトリウム濃度を下げるために
血液の水分量を増やします。

塩分でしょっぱい塩水だって、
そこに水を加えたら薄まりますよね。

これと一緒の話です。

ではどうすれば
血液中の水分量を増やしてナトリウム濃度を下げることができるか?
オシッコの量を減らせばいいんです。

オシッコは血液中の水分からできています。
なので、オシッコの量を減らそうとします。
結果、血液中の水分量がキープされるので
血液中のナトリウム濃度が下がるわけです。

ここまでまとめると
犬が心臓病になる⇒ナトリウムがオシッコとして出ていきにくくなる
⇒血液中のナトリウム濃度が増える⇒オシッコの量を減らす
⇒血液の水分量が増えナトリウム濃度が下がり恒常性を保とうとする

ということです。

で、血液の水分量が増えるというのが問題なんです。
心臓がドクドク頑張って動いて
全身に血液を流そうとします。

血液の水分量が増えるってことは
それだけ心臓が頑張らないといけません。

心臓に負担がかかるんです。
こうやって犬が心臓病になると
さらに心臓に負担がかかることになります。

じゃ、どうするか?

利尿剤を使って血液中の水分をオシッコとして
無理やり外に出させればいいんです。

そうすれば、血液の水分量が減るので
心臓の負担が減るわけですね。

利尿剤は心臓病以外にも

・高血圧
・腎臓病や肝臓病が原因で起こるむくみ
・妊娠中毒症
・薬物中毒時に毒を抜くため
・尿路結石の欠席の排泄促進

などで使われたりします。

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犬に使う利尿薬の種類

フロセミド

犬に使う利尿剤として

サイアザイド系利尿薬

・クロールサイアザイド
・メフルシド
・メトラゾン

などがあります。

ループ利尿薬

・エタクリン酸
・フロセミド

などがあります。

上記の利尿剤はなかなかネット通販で手に入れることは難しいです。
ですが、フロセミドの10倍効果があるのに
ネット通販で購入できる利尿剤
があります。

トラセミドという利尿剤です。
体重1kgあたり0.2~0.3mgを1日1回から3回、
愛犬に飲ませます。

たいていの飼い主さんは1日2回
愛犬に飲ませています。

トラセミドならアマゾンや楽天と同じくらい簡単な手続きで
購入することができますよ。

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中型犬用はこちら
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あと他にも利尿剤は存在します。

カリウム保持性利尿薬

・抗アルドステロン剤
・トリアムテレン
・アミロライド

などがあります。

他にも浸透圧利尿薬としてマンニトールがあります。

以上で解説を終わります。

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