猫ちゃんにお薬を処方するとたいてい
飼い主さんから「このお薬は副作用、大丈夫ですか?」
と不安そうな顔をして私に言ってきます。
私は動物病院を開業している獣医師ですが
深刻な病気であればあるほど
お薬の副作用が心配になってくる飼い主さんは多いように思います。
⇒プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ
たとえば猫ちゃんによく起こる、腎不全は
かなり重篤な病気です。
腎不全になってしまうと、治ることはありません。
そのため、「腎不全ですね」と飼い主さんに告げると
涙を流す方もいます。
で、腎不全は治らない病気ですが
少しでも元気に生きていくためにはお薬が必要になります。
2018年現在ではセミントラが猫ちゃんの腎不全のお薬として
かなり使われています。
セミントラの効果についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒セミントラ4つの効果を開業獣医師がわかりやすく解説
ではセミントラを猫ちゃんが服用すると
どんな副作用が起こる可能性があるのでしょうか?
この記事ではセミントラの副作用について解説します。
・ネクスガードスペクトラ(超小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(中型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(大型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(超大型犬用)
セミントラの副作用
セミントラは副作用が起こりにくいお薬だと言われています。
もしセミントラで副作用が起こるとしたら
・ゲボッと吐いてしまう(嘔吐)
・うんちが緩くなる(下痢)
・うんちが普段より柔らかくなる(軟便)
の可能性があります。
あとは見た目にはわからない副作用としては
血液検査をすると肝臓の数字が高くなることが
まれにあると言われています。
猫ちゃんにセミントラを服用させるかどうかは
かかりつけの獣医さんと相談して決めるようにしてくださいね。
セミントラの副作用まとめ
どんなお薬にも副作用はあります。
セミントラにも副作用があります。
もし猫ちゃんにセミントラを飲ませるのが不安な場合には
かかりつけの獣医さんにしっかりと相談してくださいね。
セミントラを猫ちゃんに飲ませて
副作用が出た場合の対処法についても獣医さんに
質問するようにお願いします。