日本で販売されているゾニサミドはたいてい犬用です。
当院もコンセーブ錠という犬用のゾニサミドを使用しています。
⇒プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ
⇒犬の抗てんかん薬ゾニサミドの副作用は強い?
ただ、海外から個人輸入という形であれば
猫ちゃんにも使えるゾニサミド(Zonisep)を手に入れることができます。
⇒ゾニサミド(Zonisep)25mg
ゾニサミドは日本で開発された抗てんかん薬です。
他の抗てんかん薬と比べて高価だけど副作用が少ないのが特徴です。
ですが、猫ちゃんが、てんかん発作を起こして
動物病院でいきないり「ゾニサミドを処方しますね。
お薬は一生飲み続けないといけません」と
言われると、すごく不安になると思います。
「副作用が少ないと言われても、
一生愛猫に飲ませのは不安だな」って。
そこでこの記事では猫ちゃんにも使えるゾニサミドの
副作用について解説したいと思います。
・ネクスガードスペクトラ(超小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(中型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(大型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(超大型犬用)
ゾニサミドは日本で開発された抗てんかん薬
ゾニサミドは平成元年(1989年)に日本国内に登場しました。
この記事を書いているのは令和元年ですから
30年以上前になりますね。
そして動物用のゾニサミドは2014年から販売開始されています。
ゾニサミドといってもいろんな名前で存在しています。
犬用のゾニサミドはコンセーブ錠です。
猫ちゃんにも使えるゾニサミドはZonisepという名前で
ネット通販でも購入できます。
動物病院でゾニサミドを購入するとかなり高額になります。
ネット通販(個人輸入)なら、かなり安く購入できますよ。
詳細はこちらをご覧ください。
⇒ゾニサミド(Zonisep)25mg
猫に使えるゾニサミドの副作用
ゾニサミドの特徴は
・日本で開発された抗てんかん薬
・犬や猫で副作用の例は少ない
・フェノバールというお薬で効果のなかった
てんかんでも有効な可能性がある
・フェノバールよりも高価
です。
ゾニサミドは犬や猫において副作用の報告例は少ないです。
が、人間の場合、ゾニサミドの副作用として
尿路結石症が認められています。
猫ちゃんも副作用で尿路結石ができる
可能性は否定できません。
オシッコをを作る腎臓やオシッコの通り道である尿管に
石がたまってしまう病気です。
尿路結石ができたらかなり痛いらしいので
つらい副作用といえそうですね。
副作用を防ぐための尿路結石対策としては
・お水をたくさん飲んで、たくさんオシッコを出す
・トランポリンや縄跳びをして飛び跳ね、石を体の下に落とす
・階段の上り下りをして振動で石を体の下に落とす
などがあります。
でも、猫ちゃんには難しい対策となりますね。
だって、猫ちゃんに「もっとお水を飲んで!」
といったところで、
言うことを聞いてくれる猫ちゃんはいませんからね。
また、猫ちゃん自ら縄跳びに飛ぶなんてことも
考えられませんし。
もし仮にゾニサミドの副作用で
猫ちゃんに尿路結石ができたら
手術になる可能性もあるでしょう。
ゾニサミドの副作用は猫ちゃんでは
ほとんどないと言われています。
でも、人間では尿路結石が報告されているので
頭の片隅に置いておいてくださいね。
ただ、猫ちゃんのてんかんに
ゾニサミドを使うかどうかは
必ず主治医の先生と相談の上、
決めるようにお願いします。
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