犬の皮膚炎の原因となる寄生虫としては、
ノミ、マダニなどの体の表面に付く寄生虫と、
ヒゼンダニやニキビダニのように皮膚の中に寄生するものがいます。
ヒゼンダニは、皮膚の中にトンネルを掘って寄生し
アカラス症という皮膚炎を引き起こします。
ニキビダニは、毛穴に住み着いて寄生し、
疥癬(かいせん)という皮膚炎を引き起こします。
疥癬は、非常に強いかゆみを伴うのが特徴です。
初期の症状は、脱毛、かゆみなので
他の皮膚炎と症状が似ていることから
診断が困難な場合もあります。
例えば、
・フロントライン(ノミ・ダニ予防薬)を定期的に垂らしているのに
全身を痒がる。
ちなみに、フロントラインやマイフリードは
ノミとマダニなどの体の表面に付く虫には非常に有効ですが、
疥癬やニキビダニには効きません。
・アレルギーの治療を受けても改善しない
このような場合は、疥癬やニキビダニかもしれません。
フロントラインなどの滴下式タイプの予防薬で、
疥癬に有効とされているものは、レボリューションセラメクチンのみです。
⇒犬のレボリューションはシャンプー前後どれくらいあけるべき?
ただし、セラメクチンはマダニにはあまり効果がありません。
・ネクスガードスペクトラ(超小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(小型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(中型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(大型犬用)
・ネクスガードスペクトラ(超大型犬用)
ブラベクトは疥癬にどう?
https://youtu.be/az8iwXKNHxs
※
近年は、疥癬の適応薬剤も増え
駆虫注射が主だった疥癬の治療も変化してきています。
注射以外に、
フルララネル(ブラベクト)、アフォキソラネル(ネクスガード)等が
疥癬の治療に使えます。
⇒ブラベクト錠を通販で安く購入する方法【獣医師監修】
⇒ネクスガードを通販で購入しても大丈夫?
一つのトピックは、経口ノミ・マダニ駆虫薬であるアフォキソラネル(ネクスガード、メリアル・ジャパン)およびフルララネル(ブラベクト錠、インターベット)が効能外ではありますが、ノミ・マダニ駆除の基準量でアフォキソラネルは2週ごとに2回投与、フルララネルは単回投与で疥癬や犬毛包虫に対して高い駆虫効果があることが国内外で報告されています。
以上、引用終了
上記の記事をみると
ネクスガードは、2回投薬必要がありますが、
ネクスガードもブラベクト錠もチュアブルタイプの美味しい薬なので
注射よりワンちゃんへの負担が少なくて済みそうですね。
疥癬の治療法(動物用医薬品)
イベルメクチン(アイボメック、イベルメック、など) – 牛、豚、犬、猫、牛。飼料に混ぜて経口投与、皮下注射、体表に滴下
フルメトリン(バイチコール) – 牛。体表に滴下
セラメクチン(レボリューション6%、など) – 犬、猫。体表に滴下
チアントール(ネオスキン-B、など) – 犬、猫。体表に塗布
サロラネル (シンパリカ)-犬。経口投与、国内は疥癬には未承認。
フルララネル (ブラベクト)-犬は経口投与、猫は体表に滴下、国内は疥癬には未承認。
アフォキソラネル (ネクスガード、ネクスガードスペクトラ)-犬。経口投与、国内は疥癬には未承認。
以上引用終了
上記の記事を見ると
疥癬の治療は、皮下注射、経口薬、滴下薬が使われていることがわかります。
ワンちゃんによって経口薬が苦手だったり、滴下薬が苦手な子など様々なので
薬の選択肢が多いのは飼い主にとってうれしいことです。
ネクスガードやブラベクト錠はチュアブルタイプなので
薬が苦手なワンちゃんでも喜んで食べてくれそうですね。
特にブラベクト錠は、ノミ・ダニ駆除に3ヶ月効果が持続するので
投薬を忘れてしまうリスクも減らすことができるのでおススメです。
ブラベクト錠はネット通販で安く購入することができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
⇒ブラベクト錠を通販で安く購入する方法【獣医師監修】