この記事では猫の尿石症の原因を5つ、獣医師が解説していきます。
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猫の尿石症の原因(1)オシッコが濃いから
目次
専門的に言うと、尿中の塩濃度が高いといいます。
要するにオシッコが濃いってことです。
具体的には無機物(マグネシウムとか)や蛋白の多い食べ物を
猫ちゃんが食べすぎることでオシッコが濃くなります(塩濃度が高くなります)。
あと、オシッコって、濃縮して体の外に出るのですが、
濃縮しすぎると濃くなりすぎるため尿石ができやすくなります。
これは化学で習った方もいるでしょう。
無機物(マグネシウムイオンとか)のイオンというのは
温度が低くなると析出しやすくなります。
ですから、余計な話になるかもしれませんが
冷蔵庫に保存したり暖房のきいてない真冬の部屋に
オシッコがあると塩として出てきてしまいます。
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猫の尿石症の原因(2)pH
ストラバイトという結石の場合はpHがアルカリ性に偏っているとできやすいです。
逆にシュウ酸カルシウムという結石の場合はpHが酸性に偏っているとできやすいです。
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猫の尿石症の原因(3)膀胱から体外に出るまで時間がかかりすぎ
オシッコをする間隔が長くてオシッコをする回数が減っている時ほど
膀胱というオシッコをためる袋から尿道を通ってオシッコが外に出るまでの
時間が長くなり尿石症を発症しやすいです。
オシッコが体外に出るまでの時間が長くなればなるほど
オシッコの成分が石になりやすくなります。
そもそもオシッコを出すということは
膀胱炎(尿路感染症)を起こしにくくするために重要です。
尿路感染症(オシッコの通り道に感染症が起こること、膀胱炎を含む)があると
ストラバイトなどの結石ができやすくなります。
なので、オシッコする回数が少ないと
尿石症を起こしやすい1つの原因になってきます。
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猫の尿石症の原因(4)結晶核
結晶核とはストラバイトなどの結晶ができるときに
その結晶の核となる小さな物質のことです。
この結晶核が存在することで
ストラバイトなどの結晶はどんどん成長します。
では尿石症の原因となる結晶核にはどんな物質があるのでしょう?
膀胱などにばい菌がいて炎症が起こると
膀胱などの細胞やアルブミンとかグロブリン、ムコ多糖などが
結晶核として出てくるんです。
結果、ストラバイトなどの結石がどんどん大きくなり
膀胱結石とか尿道結石などが発生します。
猫の尿石症の原因(5)オシッコに存在する結晶化を阻害する因子が少ない
オシッコには結晶ができにくくする物質が存在しているんです。
たとえばクエン酸塩、グリコサミノグリカン、ピロリン酸などが
結晶をできにくくする物質として知られています。
これらの物質が少ないと結晶化を止めることができず
尿石ができやすくなります。
続いて治療方法について解説します。
⇒猫|尿石症の治療方法(獣医師解説)
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