猫に使う造血ホルモン剤の難点を獣医師が解説

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猫 造血ホルモン剤

「愛猫が造血ホルモン剤の治療を
受けることになったけど不安」
と心配している方に向けて記事を書いています。

私は獣医師として猫の診察をしています。
プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ

診察していると
猫ちゃんが転院してくることがあります。

そして飼い主さんから
以下のような相談・治療の依頼を
受けることがあります。

飼い主さんからの相談内容ここから

猫 造血ホルモン剤

これまで、腎臓病で毎日猫に
点滴治療を受けさせていました。

雑種の雌猫9歳で避妊手術ずみです。

今まで通院していた動物病院の先生によると、
「点滴のおかげで元気だけど、
血液検査の数値だけでみると、
腎不全の末期ですね」といわれました。

そこで獣医さんから
「今度から造血ホルモン剤も注射しよう」
と言われました。

貧血になってきているようなんです。
貧血などの症状は
まだ出ていません。

でも、ヘマトクリット値が19%とのことで
かなり貧血が進行しているようです。

「造血ホルモン剤」という
聞き慣れない言葉に恐怖を感じています。

造血ホルモン剤とは
どういったものなのでしょうか?

猫にとってリスクは
ないのでしょうか?

造血ホルモン剤の投与方法は
はいろいろあるといわれました。

皮下注射であったり点滴の中に入れたり。
でも、私としてはよくわからないし
不安です。

飼い主さんから受ける相談ここまで。

ここから私が造血ホルモン剤について
解説します。

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猫に使う造血ホルモン剤について

猫 造血ホルモン剤

造血ホルモン剤について解説する前に
腎臓の機能についてちょっとだけ解説しますね。

腎臓は血液中の老廃物や水分から
オシッコを作る臓器です。

それ以外にも腎臓は
造血ホルモンを分泌して
血液を造らせるという役割

もっています。

つまり造血ホルモンとは血液(赤血球)を作らせる
役割のあるホルモンのことです。

腎臓病になり、
腎臓の機能が落ちると、
造血ホルモンを介して血液を増やすという作用が
落ちてしまうんです。

また、血液というのは常に壊され
そして作られているという前提があります。

なので、腎臓病になり
造血ホルモンの量が減り、
血液が作られる量も減るわけです。

でも血液は健康であっても
常に壊されているので
結果として血液の量が減り、
貧血を起こします。

そこでお薬としての造血ホルモンの登場です。
造血ホルモンを投与すると
血液が作られていくのです。

そしてこの造血ホルモンのことを
エリスロポエチンといいます。

造血ホルモン

エリスロポエチンを注射すると骨髄に作用して
血液(赤血球)を増やしてくれます。

ただエリスロポエチンって
猫用のものが製造されていません。

一般にヒト用に作られたエリスロポエチンを
使用します。

でも、猫の腎臓由来のエリスロポエチンとは
違うものです。

だから難点もいくつかあります。
一番の大きな問題は猫にエリスロポエチンを
使えば使うほど、
効果が乏しくなってしまうんです。

なのでエリスロポエチンを注射する回数に
限度が出てしまいます。

そんなこともあって
エリスロポエチンといった造血ホルモン以外の
造血剤といわれるものも
猫ちゃんの腎不全の治療で使ったりします。

たとえばタンパク同化ホルモンという
ステロイドの一種であったり、
赤血球の原料である鉄剤やビタミン剤を
使うことがあります。

それぞれの薬剤によって
効果の出やすい投薬方法が違います。

ですのでどんなお薬を使うかわかったら
最適の投与方法(注射、飲み薬、点滴)を
かかりつけの獣医師に聞いてみてくださいね。

最後にまとめますと
造血ホルモン(エリスロポエチン)は
腎不全の猫ちゃんに起こる貧血改善に使えます。

でも造血ホルモンは
使えば使うほど効果が落ちてきます。

なので造血ホルモンと他のお薬とを
併用して貧血の治療を
すすめていく必要があります。

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