高齢者でも飼いやすい犬を獣医師が解説

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犬 飼いやすい 高齢者

「高齢者でも飼いやすい犬種を知りたい」
方に向けて記事を書いています。

私は獣医師として診療していますが、
犬が亡くなることは当然あります。
プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ

それで以下のような相談を飼い主さんが
してくることがあります。

よくある相談ここから

犬 飼いやすい 高齢者

おじいちゃんが飼っていた犬が
少し前に亡くなってしまいました。
すごく悲しがっていて、
また犬を飼いたいと言っているんです。

おじいちゃんは高齢者なので
以下のような犬を希望しています。

希望している犬は

・性格が穏やか
・毎日散歩する必要がない
・散歩に行くのは買い物に行くときくらい
・基本的に室内で飼える
・マンションなので隣近所からクレームが来ないくらい鳴かない
・抱っこができる大きさ

です。

以前飼っていた犬はおじいちゃんが
現在よりずっと若かったので
どんな犬でも大丈夫でしたが
高齢者になり体力も落ちています。

高齢者でも飼いやすい犬を教えてほしいです。

相談内容は以上です。

以下高齢者でも
飼いやすい犬について解説していきます。

高齢者でも飼いやすい犬

犬 飼いやすい 高齢者

高齢者でも飼いやすい犬は子犬ではなく
成犬だと思います。

たとえば今から生後2ヶ月の子犬を
飼い始めるとしましょう。

私が診察している犬たちは
たいてい15歳以上生きています。

そう考えると高齢者の方の年齢が現在70歳くらいだったら
子犬が天寿を全うするころにには
85歳以上になっています。

そのワンちゃんを最期まで
高齢者が面倒見てあげられるか
分かりません。

また、どんな犬種であっても
たいてい運動量が多くて
暴れん坊ですし、「クンクン」よく鳴きます、

「どうやって飼いやすい成犬を
見つけたらいいの?」と思われたかもしれません。

あなたが住んでいる地域の
保護犬団体を調べてみてください。

たとえばあなたの地域が神奈川県なら
「神奈川県 保護犬」と検索してみてください。

いっぱい候補が見つけると思います。

保護犬を保護している団体の担当の方に、
現在の状況を説明してみてください。

最適なワンちゃんを
紹介して頂ける可能性が高いですよ。

高齢者でも飼いやすい犬まとめ

犬 飼いやすい 高齢者

高齢者でも飼いやすいのは成犬です。

子犬は社会化期というのを経験して
少しずつ性格ができてきます。

社会化期についてはこちらの記事で
詳しく解説しています。
生後2ヶ月の子犬と外出して大丈夫か獣医師が解説

とにかく社会化期の子犬は
現在の環境が性格の形成に
大きな影響を与えてしまうんです。

最初は穏やかで飼いやすいと思っても
成犬になったら
「ガルル」と本気で噛んでくる犬に
なってしまうということはよくあります。

そういった意味でもある程度
性格が決まってくる成犬を
選んだほうが良いと思います。

里親募集をしている保護犬団体を
利用するのも一つの方法です。

お探しの条件に合う犬は
性格を重視して選んだほうがよいでしょう。

ダックスとかチワワといった犬種レベルで
飼いやすいかどうか判断することは難しいです。

子犬の時期の環境で
性格が大きく変わってくるからです。
チワワでも穏やかな子もいれば
触れないくらいの噛み犬もいます。

保護犬団体の中には
しっかりとしつけをしてくれているところもあります。

しつけが済んでいるワンちゃんなら
散歩でも横にならんで一緒に歩いてくれます。

高齢者をズリズリ
引っ張ることもなくて安心です。

まずは保護犬団体を探してみるところから
始めてみてくださいね。

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