兵庫県の動物病院口コミ情報をご覧くださりありがとうございます。
ここでは当ブログ管理人のプロフィールをご紹介していきます。
まず上記画像をご覧頂くとわかっていただけると思います。
私は獣医師です。
実際に動物病院を経営している現役の犬猫の診療獣医師です。
獣医師でなければ、犬に注射を打つことができません。
また、経営者でもなければ院長の許可なく勝手に犬に注射しているところを
周りのスタッフに「写真撮ってもらっていい?」とかいいながら撮影することは不可能です。
なので、上記1枚の画像が私が動物病院を経営している
臨床獣医師であるという証拠になります。
ではなぜ実際に動物病院を経営している私が
このブログを立ち上げたのか?解説します。
まずは画像の赤枠をご覧ください。
上記画像は私が診療している動物病院に実際に来ている犬の背中です。
背中に脱毛がありますね。
最初はわずか2ミリメートル程度のカサブタでした。
当院を受診したとき、「1週間もあれば治りますよ」
と消毒を処方しました。
ただ、飼い主さんがすごく心配性だったんです。
治療3日目で他の動物病院に行ってしまったんです。
飼い主さんは傷跡が残るのを気にしていたのですが、
何を思ったか、その動物病院は「皮膚ガンかもしれないから」と
全身麻酔をかけて皮膚をメスを使ってえぐり取り、病理検査に出したんです。
当たり前ですが、結果はただのカサブタでした。
また、上記画像のように手術痕が残ってしまいました。
最初にできた2ミリメートルのカサブタより大きい手術痕が。
しかもこの手術痕は一生治りません。
それで、この飼い主さんは目が覚めて当院に戻ってきたんです。
最近、兵庫県では開業ラッシュで、どんどん新しい動物病院ができています。
でも、犬の頭数は一般社団法人ペットフード協会の調べによると
ここ数年で2割程度減少しているんです。
以下一般社団法人ペットフード協会より引用
(引用元URL:http://www.petfood.or.jp/topics/img/170118.pdf
http://www.petfood.or.jp/topics/img/171225.pdf)犬の頭数
2012年11534000頭
2013年10872000頭
2014年10346000頭
2015年9917000頭
2016年9878000頭
2017年892万頭以上引用終了
なので、動物病院間の競争が以前より激しいです。
借金して最新の医療器材を購入しているところもあります。
借金返済のため、必要のない検査をしてしまうところもあるわけです。
しかも上記の実話は一部にすぎません。
他にも当院が休診日に偶然3歳の小型犬が1回吐いたからと
他院を初診で受診したところ、レントゲンだけで肝臓ガンと診断され
余命2ヶ月と宣告されたケースもあります。
ちなみに肝臓がんはレントゲンだけでは絶対に診断できません。
正確には実際に肝臓にできたシコリを採取して病理検査に出す必要があります。
画像診断だったら今ならCTは必須でしょう。
もしあなたが1回嘔吐したからと、初めて行く人間の病院を受診したとして
レントゲン1枚で「うーん、肝臓がんですね。余命2ヶ月」と言われたら信じますか?
人間だとあり得ない現象が動物病院では実際に起きているんです。
話は戻ってその動物病院は高度な診断のできる動物病院を紹介することもなく、
ステロイドと胃薬の処方だけで治療していました。
半年経った現在も抗がん剤の治療もなく
ガンに効果のない胃薬とステロイド剤だけで元気にワンちゃんは生活していると
飼い主さんは当院にひさしぶりにやってきて私に言ってきたんです。
「どう、私が信用して通っている動物病院、名医でしょ?」という口調でした。
しかもオシッコの量が増えたと飼い主さんは言っていましたが
そこの獣医さんは「肝臓がんが膀胱に移動したからだ」と言ったそうです。
ですがこちらの画像のように肝臓から膀胱までかなり距離があります。
どう考えてもオシッコの量が増えた原因はステロイドの副作用だと思います。
肝臓と膀胱はかなり離れています。
間には腸もあるのですが・・・
また、肝臓がんは転移していないと血液検査だけで言い切っているそうです。
ただ残念なのはその飼い主さんは当院よりも
そこの動物病院を信じているので
肝臓ガンかどうかとか、そのお薬が効いているかどうかとか
そういった話は一切できませんでした。
おそらくこのワンちゃんはステロイドの副作用で亡くならない限り
あと10年くらいは生き続けるでしょう。
もし亡くなっても、そこの獣医さんに対して
「今までありがとうございました」でしょうし
他の飼い主さんにも「あそこの動物病院、いいよ!」ってすすめることでしょう。
こう書くと、どういう意味かわかっていただけると思います。
他にも、血液検査でALPという数値が高いと100%胆嚢炎と診断し
ほかの検査もせずに、「胆嚢を取らないと死にますよ」と
脅迫まがいに胆嚢摘出手術をすすめてくる動物病院もあります。
ちなみにALPは肝臓とか胆嚢以外にもお薬の副作用や骨の病気、交通事故でも
高くなる数字であることを付け加えておきます。
「これ以上、ペットや飼い主さんを悲惨な目にあわせたくない」と思い、
兵庫県の動物病院口コミ情報を製作することにしたのです。
当ブログ管理人の私が実際に動物病院に行って見た感想や実際の飼い主さんの口コミ情報を
提供していきます。
私が思ういい動物病院とは自分の動物病院でできる範囲を越えたら
すぐにCTやMRIのある高度医療ができる動物病院を紹介するところだと思います。
ひどいところだと、飼い主さんが「どこか動物病院を紹介してください」というと
兵庫県の動物病院なのに、「大阪府まで行かないとないですよ。しかも予約で1ヶ月待ち」
と紹介しないのが前提のところもありますので、ご注意ください。
こんな感じで、動物病院業界の裏側を暴露することもあるため
当ブログ管理人の動物病院名や実名を出すことができません。
恨みをかうことだってあるでしょうから。ご了承ください。
これから新しくペットを飼って
どこか動物病院にかかろうかなと思われた方や
いまかかっている動物病院に不信感を持たれたなら
ぜひ、当ブログを参考にしてください。
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