犬の膀胱炎で使う抗生物質の種類を開業獣医師が解説

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犬 膀胱炎 抗生物質 種類

「うちの犬、オシッコの回数が異常に増えてきた」
とか「愛犬のオシッコに血が混ざっている」
という場合、膀胱炎の可能性があります。

毎日、膀胱炎の治療で当院にやってきます。
私は開業獣医師です。
プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ

犬の膀胱炎の原因としてよくあるのがばい菌です。
ばい菌の治療薬は抗生物質です。

で、抗生物質にはいろんな種類があります。
1種類ではありません。

ばい菌の種類であったり、病気が発せしている場所、
(たとえば膀胱炎なら膀胱、膣炎なら膣)でどの種類の抗生物質を使うか決めます。

適当に個人輸入で抗生物質を購入しても
「膀胱炎が治らない・・・」となってしまうだけです。

ちなみに
個人輸入という形をとれば動物病院で使うお薬を購入できますよ。
アマゾンや楽天で本やお米を購入するくらい簡単です。

たとえばネクスガードというノミマダニのお薬も
個人輸入なら動物病院で購入するよりも激安価格で購入できます。
詳しくはこちらをご覧ください。
ネクスガードを通販で購入しても大丈夫?

話を元に戻します。
この記事では犬の膀胱炎ならどんな種類の抗生物質を使用するのか
解説します。

犬の膀胱炎治療で使う抗生物質の種類

犬 膀胱炎 抗生物質 種類

抗生物質にはいろんな種類があります。
犬が膀胱炎になる原因として多いのが大腸菌やブドウ球菌です。

他にもプロテウス菌や腸球菌なんかが考えられます。
ここを意識して最適な抗生物質を選んでいきます。

犬の膀胱炎で使う抗生物質の種類1.ニューキノロン系

バイトリル

犬の膀胱炎でよく使われる抗生物質がニューキノロン系です。

ニューキノロン系には

・バイトリル
・ビクタス
・タリビット
・クラビット

などがあります。

バイトリルについてはこちらの記事をご覧ください。
バイトリルの詳細はコチラ

ビクタスについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ビクタスSS40mgの副作用は?開業獣医師が解説

犬の膀胱炎で使う抗生物質の種類2.セフェム系

セフェム系も犬の膀胱炎の治療でよく使われます。

セフェム系には

・セファクリア錠
・セファレキシン錠
・フロモックス錠

などがあります。

犬の膀胱炎で使う抗生物質の種類3.ペニシリン系

あと、ペニシリン系も犬の膀胱炎で使われます。

ペニシリン系には

・アンピシリン(注射)
・アモキクリア錠
・アモキシシリン

などがあります。

アモキシシリンについてはこちらをご覧ください。
アモキシシリン(Amoxicillin)250mg

続いて愛犬が膀胱炎を繰り返す場合に考えられる5つの原因について解説します。
犬が膀胱炎を繰り返す5つの原因とは?

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