ケンネルコフの治療費っていくらかかる?開業獣医師が解説

ケンネルコフ 症状

もしかしたらあなたは毎月8,217円お金を使っているかもしれません。

日本獣医師会が平成27年度に調査した、
「家庭飼育動物の診療料金実態調査」によると、
小型犬の飼い主さんが1ヶ月間に動物病院に支払う治療費は
8,217円だったそうです。

1ヶ月間に動物病院に支払う治療費は

・犬(チワワなどの小型犬)・・・月8,217円
・犬(柴犬などの中型犬)・・・月8,183円
・犬(シェパードなどの大型犬)・・・月9,281円
・猫・・・月6,991円

だそうです。

ちなみに小型犬なら1年間に支払う治療費は8217×12=98,604円です。
10年で98万6040円になります。

軽自動車なら1台買えそうな勢いですね。

ちなみに私は動物病院を経営している獣医師です。
プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ

実際、上記のデータは「確かにそれくらいかかっているだろうな」
と実感しています。

「こんなに治療費がかかるの?」と正直ビビった飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

ではここからが本題です。

もし愛犬がケンネルコフにかかったら治療費はいくらいくらいかかるのでしょうか?

この記事ではケンネルコフにかかる治療費はいくらくらいなのか
実際に開業している獣医師の視点で解説したいと思います。

ちなみに「そもそもケンネルコフって何?」という方は
こちらの記事をご覧ください。
ケンネルコフとは?開業獣医師が解説

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ケンネルコフの治療費はいくらかかるの?

ケンネルコフにかかる治療費

まずケンネルコフはたいていウイルスが原因で
人間の風邪のような症状を示すものをいいます。

ウイルスに対する特効薬はありません。
だから、基本的に動物病院では対症療法になります。

対症療法とは発生している症状を消したり抑えたりする治療法のことをいいます。
たとえば下痢がひどいなら下痢止めのお薬を使ったり
嘔吐がひどくて脱水しているなら点滴をして水分を補ったりするのが対症療法です。

ケンネルコフの原因にパラインフルエンザがありますが
パラインフルエンザを完全にやっつけるお薬を使う治療はしないのが
対症療法です。

そもそもパラインフルエンザを根治できる治療法は
今のところありませんから、ケンネルコフに対しては対症療法を行うのが原則なんです。

ではケンネルコフに対してどんな治療を行うのでしょう?

たとえば咳がひどいなら咳止め、咳がひどくて喉に炎症が起きて
細菌感染を起こしそうなら抗生物質などのお薬を使います。

また食欲がないようなら点滴します。

それから肺や気管の状態を見るためにレントゲン検査や
他に病気がないか調べるために血液検査をおこなうこともあるでしょう。

ではどれくらいの治療費がかかるか一例を示しますと・・・

ケンネルコフに対する治療費として一例を挙げますと

・診察代1000円くらい
・レントゲン検査5000円くらい
・血液検査5000円くらい
・点滴代5000円くらい
・注射代3000円くらい
・飲み薬代2000円くらい

が相場だと思います。

合計するとケンネルコフにかかる治療費は2万1000円くらいかかる可能性があります。

この辺は動物病院によってやり方や値段がまったく違います。
なので、まずはかかりつけの動物病院に電話して
「ケンネルコフかもしれないんですけど、治療費はいくらくらいかかりますか?」聞いてみてくださいね。

ケンネルコフで治療費を支払いたくないなら・・・

ケンネルコフ ワクチン接種

ケンネルコフはいろんなウイルスやばい菌が原因で起こります。
だから絶対ではないですが、ワクチンで防げることもあります。

たとえばパラインフルエンザはケンネルコフの原因ですが
6種のワクチンに入っています。
犬6種ワクチンの料金の相場はいくら?

なので高額な治療費を支払いたくないなら
ワクチンを受けるようにしましょう。

こちらも参考に! !⇒ケンネルコフは人間にうつる?

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